◆クリヤヨガ◆


2016年5月~6月にかけての約1ヶ月間バリ島にて【クリヤヨガ】の御仲間たちと共に全米ヨガアライアンスRYT200の資格取得の為に留学して来ました☆★バリ島の豊かな大自然の中で、素敵な御仲間たちと過ごせた楽しい日々はわたしの宝物の一つです♪

 

ここで身につけたIYU国際ヨガ連合認定スピリチュアルリーダー5STEP体幹ヨガティーチャーの資格とクリヤヨガの師“サッチー亀井”さんこと亀井  佐千雄さんより伝授して頂いたコンシャスネスヒーリングもわたしにとって大きな収穫でした。

 

そして、日本に帰国してからここで学んだたくさんの叡智を皆さんに御伝えして多くの方々へ活用して頂きたいと思い、ヨガのメニューにしました。

◆クリヤヨガとは?

【クリヤヨガの必要性そして考え方の大原則】

クリヤヨガは、人体の血液の炭酸ガスを除去して酸素を補給する、簡単で生理学技法です。

この技法によって、体内に吸収された余分な酸素は生命エネルギーに変換され、脊髄を伝わり脳幹と脳の中枢に活力を与えます。

クリヤヨガはこうして静脈血の蓄積を止めることによって、細胞の老廃を減少したり阻止したりすることができます。



さらに熟練すれば細胞を完全にエネルギーに変えることもできるようになります。

ヘルメス・トートや釈迦、イエスやアリストテレスなどの預言者たちは当時、クリヤまたはこれに似た技法を用いた賢者たちです。

彼らはこの技法によって、自己の肉体を意のままに物質化したり非物質化したりすることができ、数々の啓示と夥(おびただ)しい自己鍛錬による研鑽(けんさん)を積み、多大なる啓蒙(けいもう)の思想・哲学を世に残したのです。

クリヤは銀河系シリウス星団の科学です。ヘルメス・トートはこれを、彼の偉大な師サナト・クマラから授けられました。ヘルメス・トートは、人類が長い間の暗黒時代に見失ってしまったこの技法を再発見し、その精髄を明らかにされました。そして、改めてこれを『クリヤヨガ』と名付けられたのです。(人類がまだ地球に誕生する遥か前のことです。)

ヘルメス・トートは言いました。『この21世紀に、わたしがお前を通じて世界の人々に贈ろうとしているこのクリヤヨガは何千万年も昔、サナト・クマラがトートへ、シバがババジに授け、後にトンパ・シェンラッブ、釈尊、パタンジャリ、キリスト、ヨハネ、パウロ、ミケランジェロ、孔子、達磨、聖徳太子、安倍  晴明、シェイクスピア、レオナルド・ダヴィンチ、ダライ・ラマ、カリール・ジブラン、ガンジー、マイケル・ジャクソン、ジョブズ、J・Kローリング、その他の弟子たちに知られるようになったものと同一の科学である。』

クリヤヨガは、人間の進化を促進するための手段です。ヘルメス・トートは古代アトランティスで門下たちに説明されました。『いにしえのヨギたちは、宇宙意識の秘密が呼吸の制御と密接な関係にあることを発見した。これは、ヘルメス・トートが人類の知識のうえにもたらした不滅の貢献である。クリヤヨギ(クリヤヨガ実践者)は、呼吸を調整する独自の技法によって、心臓の鼓動を維持するために消費されている生命力を心臓から解放し、この解放された生命力を、霊的進化の促進というより高い目的のために利用するのである。』

クリヤヨギは、意識を用いて自己の生命エネルギーを脊髄を含む6つの中枢(延髄、頸椎、腰椎、仙骨、尾骨にある神経叢)に沿って上下に循環させます。これら6つの中枢は、宇宙意識の象徴である黄道帯(こうどうたい)の十二宮に相当します。

この鋭敏な脊髄の周囲にわずか12秒間エネルギーを照射循環させるだけでも人間のは微妙な進化を遂げます。12秒間のクリヤがもたらす霊的進化は、自然のままに生活する場合の1年分の霊的進化に匹敵するのです。

人間の肉体は、全知の霊眼という太陽のまわりを回転する6つの内的星座(極の数にして十二)によって構成されており、それらは物質界の太陽および黄道帯の十二宮と相互に関連しています。


こうして人間はみな、内的宇宙外的宇宙の影響を受けているのです。いにしえの聖賢たちは、人間がこうした地上と天上の環境に支配されながら十二年を周期とする自然進化の道を歩まされていることを発見しました。聖典は、人間が脳を完全に発達させて宇宙意識に到達するには、正常で健康な生活を続けたとしても百万年かかると断言しています。

もしクリヤを1日に8時間半で千回行ったとすると、このような1日は自然進化の1千年に相当する効果をヨギにもたらします。すなわち、これを1年間続ける36万5千年に相当する進化が遂げられることになります。こうしてクリヤヨギは自然が百万年かかってもたらす効果を、賢明な自己訓練の努力と指導者の助けによって僅か3年で達成することができるのです。

しかし、このような著しい進化の近道はもちろんどのようなヨギであっても設定を施し、臨む事で適えられることです。指導者と共に心と体を注意深く訓練して、はじめて可能となるのです。

ヘルメス・トートより

『下にあるものは上にあるもののごとく、

上にあるものは下にあるもののごとし』

(as above,so below)と地球最古の碑文“エメラルド・タブレット”にそう記しました。

さて、この文は一体何を意味しているのでしょうか?これは星々の運行や自然現象などの天上界の出来事と、人間界の出来事が実はシンクロしていることを表しています。

そしてこの原理を理解する事により、世界の事象を自由に扱うことのできる奇跡が起きると言っています。


当初、この言葉は秩序的に天体などの「星の世界」である上位のものの模倣として「地上世界」のような下位の物が生じる(上位の物は下位の物の性質を規定して、万物に親和力を与える「生命の秩序的連鎖」)という考え方がされていました。

この考え方に基づき「星の世界」の模倣として「地上世界」が生じ、「地上世界」は「星の世界」の支配を受ける形で親和力が生じています。

占星術が当たるのは、このためだとされてきました。

しかし、クリヤヨガでは『全てのものに神=宇宙精神が内在する』。つまり、宇宙原理はわたしたちの物質的宇宙のあらゆるものに“種子”として潜んでおり、クリヤヨガによってこの種子を育て、その本質的で完全な姿へと変容させることも十分に可能であるということを言っています。

そこで、ヘルメス・トートは自身の著「ヘルメス文書」で下位世界の支配ではなく、この両者は互いに感応し合い、一致し相互変換する関係を説いているのだと悟るに至ったと記されています。

クリヤヨガのこの原理をキリスト教では「神は遍在する」といい、仏教では「ブラーフマン(万物に遍在する神々)」と表し、古神道では「八百万の神々」でその思想を表現しています。


では、実際にこれらの状態を感じるための心と体とスピリットのためのワークを御伝えしましょう。

◆ソーク~大いなる存在に浸かる~

◆ただリラックスする

心の結び目を解き、自分の潜在意識のさらに奥にある真我(内在神)と出逢うことの主な妨げは、わたしたちの頑張りです。

ヘルメス・トートは「ただリラックスしなさい」といっています。大いなる存在を知る方法は、平安静まることによってです。

◆クワイエットタイム(静謐(せいひつ)なる想いに燻(くゆ)らす)

外側が平安な環境になることは、わたしたちの内


側が平安になることを助けます。ソークをする時は、静かな想いでただ居ることです。最初は、いろいろな想いで頭がいっぱいになるでしょうが、その想いと争おうとしないことです。

想いが静まるのを待って、わたしたちの想いを大いなる存在(内在神)にゆだねるのです。

大いなる存在がわたしたちの心と体の中におられることを想い巡らし、大いなる存在がすぐそばにいてくださることを信じるのです。気がそらされてもいらだたず、もう一度想いを大いなる存在に向けるのです。

◆横になる

クリヤヨガは横になることが一番良い姿勢であることを発見しました。肉体的にリラックスし、大いなる存在に集中する助けになるのです。

横になることによって、大いなる存在に対して自分たちのやりたいことを明け渡すという意思表示になるのです。

自分の支配権を大いなる存在にゆだねるのです。

聖霊とも呼べる大いなる存在に身を任せるのです。愚かに感じ、プライドが傷つくかもしれませんが気にすることはありません。

真の安堵が訪れてくれるでしょう。

◆ヒューマン・ビーイング(内観する自己)

最初に心の中で自身の善と悪の葛藤があるかもしれません。わたしたちはとかく、働き蜂のように何かを「しなければ」と感じます。

しかし、ソークはイナンナ的時間(ハーモニーある女性性のこと)です。

わたしたちは見えざる敵をこしらえてわざと忙しなくしてしまう傾向があります。

ソークのヒューマン・ビーイングは、自分の努力でどれくらい達成できるかということではあり


ません。わたしたちの内における大いなる存在の働きとも呼べるものなのです。

◆休憩と回復

ソークは日常における実験的肉体感情の体験です。大いなる存在はわたしたちを青き海の見える丘に伏させ、憩いの水のほとりに伴ってくださいます。わたしたちの魂を生き返らせくださいます。

この回復の過程の中でわたしたちは肉体的あるいは感情的に何らかの反応をするかもしれません。

大いなる存在がわたしたちの中で働くにつれて、わたしたちは笑うかもしれませんし、あるいは涙を流したり、体が震えるかもしれません。


大いなる存在がスピリチュアル・ギフトを与えてくださったり、癒したいと願っておられる記憶を想い起こさせてくださるかもしれません。多くの場合、深い安穏に入りますし実際に寝てしまうかもしれません。たとえ何も感じなくても、大いなる存在がわたしたちの魂の中に働いていてくださることを信じるのです。

蒼い蓮が花ひらくエネルギーとして、大いなる存在と親密になることはわたしたちの人生のあらゆる面で実を結ぶ鍵となります。

わたしたちが自分の内にある大いなる存在の片鱗(へんりん)に気づけば気づくほど、わたしたちの周りの人たちもそれに気づきます。

わたしたちが自分の内にある大いなる存在の片鱗に影響されればされるほど、周りの人々もそうなります。


大いなる存在と共に隠れ場で時間を過ごすことによって、毎日の生活の中で霊によって歩むようになります。大いなる存在のために何かを成し遂げようと躍起になるのではなく、わたしたちを通して大いなる存在がご自身の御心を建て上げてくださるのを発見するようになります。

<どのようにソークをするか>

●居心地良く横になれるところを探す。

●忙しく動き回る想いが静まるのを待つ。(その想いと闘わないようにしてください。)

●大いなる存在の実体に浸してくださるようにお招きする。

●自分自身(想いも体も魂も)を祈りながら大いなる存在に明け渡す

●自分の中にある大いなる存在の実体に焦点を合わせる

●大いなる存在が自分自身の中で働いていることを信じ、意識と呼吸によって安穏する

●できるだけ時間を取る。(リラックスし、受け取り始めるのに自分に少なくても20分を与えてくだ

  さい。)

●リフレッシュされ、内在神に満たされて起き上がる

●自分と自分の周りの世界を大いなる存在が変えてくださるのを見てください。

※文中に「神」だったり「大いなる存在」などの言葉が出てきますが、クリヤヨガは一切の宗教団体、宗派とは全く関係ありません。

◆チャクラとは?

クリヤヨガのヨガでは他にはない「チャクラワーク」が実践できます。

その理由はチャクラに対する視点です。

それでは、わたしたち(クリヤヨギ)がチャクラをどのように捉え理解しているかをまずご説明します。『チャクラ』シリウス星団で誕生し地球に降ろされた言霊であり、自分自身の魂意識「内なる声」として目には見えないエネルギーを受け取るアンテナ(受信機)の役割を果たしています。

全身に数百以上あるチャクラ。物質肉体のチャクラと呼ばれ、それぞれの箇所に向かって信号が伝わり送られて身体中に響き渡ります。

チャクラとはわたしたち生命体の身体にある直観閃きと云った霊的な信号を受け取るためのそれぞれの中継地点のことでもあります。

主要な肉体のチャクラは8箇所あり、物質肉体の上部からそれぞれの特徴を持っています。

主な透知(霊知)能力はここで受け止められます。それは、知識としては持ち合わせていないはずなのに、何故かどういうわけか既に知っているという感覚です。


◆クラウン・チャクラ(crown_chakra)頭頂部

宇宙根源の「生命の樹」と対応しているのがこの部分であり、それは錬金術(ヘルメス文書)で「上なる如く、下もまた然り」と云われるように“全知全能”と対応しています。

この頭頂部の感覚を極度に無視し続けていると、脳に関連する病に発展してしまいます。

透聴(霊聴)能力はここで受け止められます。霊的な声や、異次元領域の周波数の音や波はここで聴き取ります。

◆イヤー・チャクラ(ear_chakra)耳

耳鳴りは身体の周波数調整として起こる場合と、何らかのメッセージが届いている場合に起こります。何らかのメッセージとは、ご先祖霊や守護霊、補助霊、最善なるスピリチュアル・ガイドたちなど自分自身に最も近い存在たちからのメッセージか、現世での家族や身内からの緊急の知らせ「虫の知らせ」として届く場合を云います。

このような声や音を極度に無視し続けていると、耳に関連する病に発展してしまいます。

※補助霊➜最近に他界された身内の人の霊や、あなたの興味や趣味、仕事に共感してサポートしたいと集まってきた霊を云います。

◆サード・アイ・チャクラ(third_eye_chakra)眉間

透視(霊視)能力は、ここで受け止められます。「過去のヴィジョン」や「未来のヴィジョン」はこの部分で霊的な映像として受け取ります。

異次元領域の周波数の光、色、記号、数値、予知能力、予知夢、デジャヴ(既視感覚)などはこの部分に信号が送信されます。地震や洪水、台風、天変地異の予知もこの部分で受け取りその信号として偏頭痛を起こす場合があります。

スロート・チャクラ(throat_chakra)喉

霊的に受け取った映像や声、音などを物質的な声、言葉としてここで表現します。そのとき真実とは異なる表現を発声し続けていると「どもり」が酷くなります。また真実を押し殺して黙認していたり、言いたいことを言えずに我慢をしていたり虚言癖があったりすると「どもり」が酷くなります。

さらに酷くなると、喉を痛めて炎症を起こし喉頭炎になり、さらには喉頭ガンを患うなど喉に関わる病に発展してしまいます。

◆ハート・チャクラ(heart_chakra)胸の中心部

愛情、思いやり、優しさといった母性に関わる部分はここで受け止められます。「胸騒ぎ」は誰かの想いや愛情感覚を受け取ったり、愛する人同士のテレパシー感覚として起こります。

チクンチクンとする感覚、ドキンドキンとする感覚がそれに当たります。

非常に想いが通じ合っている人同士の阿吽(あうん)の呼吸、暗黙の了解といったものはここで受け取ります。胸心部の感覚を極度に無視し続けていると、心臓に関する病に発展してしまいます。

◆ソーラー・プレクサス・チャクラ(solar_plexus_chakra)太陽神経叢・みぞおちの下辺り

コントロール能力はここで受け止められます。それは自分自身や他人に対してのコントロールであり、自分自身をコントロール出来ていなかったり他人を必要以上にコントロールしようと目論むと、みぞおちの下辺りが傷み出し胃痛になり、胃関連の病に発展してしまいます。

また他人を束縛する、依存する気持ちが強過ぎると胃痛や胃炎という形で現れます。

◆サクラル・チャクラ(sacral_chakra)仙骨

「魂意識」が座している場所であり直観や閃き、あらゆる多次元領域宇宙の情報はこの部分で一番最初に受け止められます。つまり、魂というものはこの部分に存在しています。

仙骨は英語で「sacrum(サクラム)」ですが「サクラム」の「サクラ」の部分は「桜」のことです。桜は英語で「cherry blossoms」ですが、これを略して「sacrum」です。桜はシリウス星系で誕生した種であり、そこから地球上に降ろされて来た種です。それを実際に降ろして来た人はシリウス神人です。

トート神を代表とするシリウス神人たちです。地球物質界の時間空間軸で、西暦2015年現在から遡って785億4,735万2,979年前のことです。地球物質界における人生生活をわたしたちが生きる目的をもって生き続けることをコントロールしているのはこの部分です。

◆ルート・チャクラ(root_chakra)脊椎の一番下部

わたしたちは地球物質界において、人生生活の手段としてお金を活用しています。お金に対してあまりにも拘り過ぎたり、お金に苦労し過ぎていたり、お金に対してマネー・ゲームなど過剰に意識を傾け過ぎると、この部分を含めて腰痛になり、さらには坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどの腰関連の病に発展してしまいます。

人にはそれぞれ得意とする分野があるように、人によっては最も突出して発達しているチャクラがあります。まずは、自分自身にとって最も敏感であると思われるチャクラの鍛錬を心掛けることが推奨されています。その後、その突出したチャクラを補うようにその他のチャクラも徐々に開発されて来ます。

このようにチャクラの役割を客観的に分析してみると大変興味深く面白いですね。冒頭にも記述しましたが、クリヤヨガではこの視点を応用して日常生活をより良く生きやすくするための他では学べない「チャクラワーク」の実践ができます。

◆クリヤヨガレッスン